育休パパの育児日記

今、求められるのは男性の「女性化」

      2017/06/28

昭和 昔は女性の男性化が求められて来た

近年、女性の社会進出が進み、女性取締役や女性管理職といった言葉は当たり前のようになってきました。経済活動において女性が男性並みにパフォーマンスを発揮し始めたといっていいと思います。昭和の初期では考えられなかったことですね。

 

女性の社会進出が進んだ1980年代、世の中は女性が男性並みに働くことを要求しました。しかしながら、女性には妊娠~子育てという生物上の役割があります。その負担はほとんど考慮されていませんでした。仕事も子育ても両立させることが理想の女性像という印象が先行していたように思えます。キャリアウーマンというと格好いいですが、その負担は相当なものだったと思います。

 

その負担に押しつぶされて、仕事を諦めるか、子供を諦めるかの判断を迫られた人は大勢いるのではないでしょうか。それが少子化に一助となったのは言うまでもありません。

 

但し、私の知る限りでは地方公務員だけはこの辺がうまく回っていたと思います。それは「代わりが利く仕事が多い」からです。学校の先生などは、その最たる処だと思います。私の両親は共に学校教諭ですが、母は働きながら子供2人を大学院まで育て上げました。産休・育休も取得して無事に復帰しています。これも、「仕事の代わりが効く人材」だったからといえます。私の狭い了見かもしれませんが、我が家にかぎらず、両親共に地方公務員というケースはお互いフルタイムで上手く回っているのではないでしょうか。

 

今は男性の女性化が流行り!

男性の女性化とは別に「オネェになりましょう!!」と言っている訳ではありません。女性を男性並みに働かせるのではなく、男性が女性並みまで仕事をセーブしつつ、家庭のフォローに回りましょうということです。

 

女性の男性化で女性の社会進出は進みましたが、弊害も大きかったといえます。女性は仕事や家庭を犠牲にするなりする必要がありました。では、政府は次の一手としてどうするか。女性の社会進出を逆回転させて労働人口を減らすわけには行きません。かといって、闇雲に女性の社会進出をすすめると、少子化はますます進むと考えられます。そこで考えたのが男性の女性化です。

 

そして、男性の女性化の象徴たるのが男性の育児休業取得です。男性が育児休業が取れる会社(もとい社会)は、女性の育児・家庭に対しても理解があり、無理なく女性の社会進出を促すことができる(?)と思います。これが男性の育児休業取得をすすめる政府の狙いですね。

 

さて、男性の女性化のしわ寄せは誰が負うのでしょうか。それは会社の中間管理職です。育児休暇の取得可否は直属の上司、上位上長が生殺与奪を握っています。これまで女性が負っていた負担は、今後は中間管理職が負うということです。まぁ、この負担は働き方改革の業務改善にもつながる負担なので、これまでのような無駄な負担ではないと思うのでいいのではないでしょうか。

 

今、政府は「イクボス」という言葉も作って、世論を動かそうとしています。とりあえずキャッチーなキーワードを作って、あたかも流行っているかのように大衆を誘導するのが政治なのかは疑問ですが、方向性としては悪くないと思います。今は生温かい目で見守りたいと思います。

 

 - 社会のこと

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