育休パパの育児日記

厚労省レポート 働く女性の実情

      2017/07/02

女性の社会進出が進んでいるとはいいいますが、本当でしょうか。
本当であれば、どれくらい進んでいるのでしょうか。
もしかしてマスコミや政府の報道によるイメージだけかもしれませんよね。
ここはデータで確かめてみたいところです。

 

昨日、厚生労働省により「平成28年版働く女性の実情」のレポートがプレスリリースされました。
それなりに文量があるので、概況だけですがまとめてみたいと思います。

参考:厚労省 平成28年版働く女性の実情

 

男女別就業者数の推移

まずは男女別の就業者数の全体観を表したものです。

男女別就労者数

男性の労働人口は頭打ちどころか減っています。一方で女性の就業者数は増えていることが分かります。

具体的には10年前よりも150万人も増えています。

日本の人口自然減にも関わらず、全体の労働人口は変わっていません。政府の狙い通りです。

 

女性の年齢階級別労働力率

女性の就業者数が増えているとのことですが、どの年代の人口層がどういう原理で増えているのでしょうか。

女性の階級別労働力率

これもきちんと調べてありました。グラフを見ると全体的に労働力率は上昇していますが、特に30~39歳の層、つまり、子育て世代の労働力率が最もあがっていることが分かります。

※労働力率とは15歳以上人口に占める労働力人口の割合のことをいいます。
※労働力人口とは15歳以上の人口から「家事・通学・その他働く意思のないもの」の非労働力人口を引いたもの

 

平成18年代の線が描く曲線はいわゆる、有名な女性労働者におけるM字カーブです。この中央の凹みがなだらかになっているということは、共働き世帯が増え、子育てをしながらも就労を続けているということです。

推測ですが、上記の理由としては「共働きをしなければ生活できない低所得層の増加」「結婚・出産を機に離職しなくてもよい就労環境になった」の2点と考えられます。要は貧困と働きやすさの2点です。

 

また、グラフからは50代における離職率の改善もそれなりのマスがあることが読み取れます。これまでは50歳からの離職が目立つ状態でしたが、これが持ち直しています。

理由は明確ではありませんが、1つは晩婚化による出産年齢の高齢化です。近年、出生率は微増にありますが、これは医療の発達により40代前後の出生率が増えているためです。女性が30代後半~40代前半で子供を産んだ場合、子供が完全に巣立つのは60歳前後です。その為、世帯の支出が続く60歳まで働く必要が出ているのではないでしょうか。同時に、大学進学率の増加による扶養期間伸長化も影響しているかもしれません。

または、女性の社会進出が進んだことでそれなりに女性総合職が増え、お金のためだけでなく仕事をすること自体が就労継続の理由になっている可能性もあります。

 

女性の配偶関係、年齢階級別労働力率

次のデータは女性の配偶関係をかけ合わせたデータです。

女性の配偶関係、年齢階級別労働力率

 

このグラフから読み取れるのは2つ

  • 30~39歳の労働力率の上昇は結婚している層がメイン(要は共働き世帯)
  • 60~64歳の層が結婚/未婚に関わらず就労を継続するようになっている

60~64歳の層の就労が未婚でも進んでいる理由は、単純に「貧困老人が増えた」か、「定年が60歳が65歳へ伸びつつあること」が要因でしょう。これは意外でした。子育て世代だけではないようなので、仕事にやりがいを持っている女性が増えているのかもしれませんね。

 

まとめ

 

報告書の文量はそれなりに多いので、ごく一部しかブログには書きませんでしたが、なんとなく傾向は掴めたのではないでしょうか。

女性の社会進出は間違いなく進んでいます

その理由は、子育てをしながら働く女性が増えたことと、50~65歳世代(アラフィフ、アラシス?)の離職率が減ったことが要因です。

 

前者は政府の狙い通り、イクメン・男性の育休取得率・イクボスを前面に押し出したプロパガンダワードに世間が影響されているといえそうです。

あ、経産省主催の「詐欺なでしこ銘柄」もプロパガンダの1つですよ(過去記事:なでしこ銘柄の陰謀

 

 

 - ニュース・情報, 社会のこと

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