育休パパの育児日記

授乳中に服用する薬について

      2017/06/28

授乳中の解熱剤・鎮痛剤服用は危険?

妻が偏頭痛を訴えるようになりました。元々、妻は低気圧による頭痛持ちで、妊娠前は鎮痛剤を常用していました。妊娠中は体質が変わったのか、生理痛はもちろんのこと頭痛もしなくなったのでここしばらくは控えていましたが、再び鎮痛剤を欲しがるようなりました。

しかし、今は授乳中なので赤ちゃんへの影響を考えると薬物を服用するのは憚られますが、そうはいっても鎮痛剤を服用したくなるケースはあるかと思います。そこで、同じようなケースがないか調べてみましたので、以下にまとめます。

 

各成分と授乳中の薬の影響について

そもそも母乳は乳腺中を流れる血しょうから、タンパク質・脂質を乳腺細胞が取り込んで生成されるようです。薬物成分は血液に乗って体全体に浸透しますので、母乳への混染も必至です。しかし、植物連鎖のように薬物が母乳で濃縮されたりはしないようなので、影響はほとんどないと言われています。それでも、赤ちゃんへの影響リスクは通常より高く見積もる必要があります。少し細かいですが、鎮痛剤の成分ごとに調査してみました。

イブプロフェン

イブA錠という商品が有名です。薬局で売っている鎮痛薬でもメジャーどころです。イブプロフェンは乳児への影響は極めて少ないとされています。従って、産婦人科でも処方されることもがあります。国立成育医療研究センターでも問題なしとの判断がなされています。しかし、ネット上に流れている一部の情報では、軽微ではあるが影響があるため避けた方がよいとの主張もあります。私が近所の薬局駐在の薬剤師に尋ねたところ、影響が完全にゼロという証明がされていないので、授乳中は避けたほうが無難とのことでした。リスクを高く見積もる人は服用を避けた方がよいです。

 

ロキソプロフェンナトリウム

最近認可された、いわゆるロキソニン(商品名)です。医師の処方性も必要なく、一般的なドラッグストアで購入できる鎮痛剤の中で最強です。しかし、同時に母乳の影響もあるので、避けるべき薬です。「ロキソニンS」を売っている製薬会社としても、「授乳中の服用は避けて下さい」と明言しています。
引用:第一三共ヘルスケア ソキソニンS よくあるご質問
ただ、私の産婦人科では産後の鎮痛剤にロキソニンが処方されていました。服用はしませんでしたが、真意は不明です。

 

アスピリン

ライオンの「バファリン」が有名な、アスピリンです。胃には優しいようですが、授乳中の赤ちゃんには優しくないようです。国立生育医療研究センターでも推奨していません。身近にある解熱鎮痛剤ですが避けた方が懸命です。

 

アセトアミノフェン

市販でも販売されており、授乳中でも最も安全な解熱鎮痛剤とされているのがアセトアミノフェンです。もちろん、服用しないことに越したことはありませんが、筆者が調べた中では最も推奨されているようです(薬剤師も同意見でした)。商品名としては「タイレノール」「カロナール」が有名です。私の妻もタイレノールを服用することがあります。但し、鎮痛効果はロキソニンやイブプロフェンに劣るので、効きが悪いと感じるかもしれません

 

ジクロフェナク

麻薬の類を除いて、最も強い鎮痛剤です。有名なのが「ボルタレン」ですね。但し、ボルタレンは医師の処方箋なく購入できません。
授乳への影響は軽微とされています。医師から「授乳を中止しなくてもよい」と指示されることもあります。国立成育医療研究センターでも安全に使用できると思われる薬に分類されています。

 

以上より、授乳中に服用するのであれば「アセトアミノフェン系」のタイレノールを選択し、効きが弱くて耐えられないようであれば、「ジクロフェナク系」であるボルタレンを医師に処方してもらうのがよいという結論になります。

 

補足:国立成育医療研究センターの妊娠と薬情報センター

国立成育医療研究センターのホームページに授乳中の薬の影響について情報が整理され、鎮痛剤にかぎらず、授乳中に飲んでもよいとされる薬成分が記載されています。鵜呑みにせず、服用する際にはその他の情報も調査するべきですが、最低限ここに記載されている薬剤に絞っての服用が好ましいといえます。執筆している今は花粉症の季節ですが、安易に抗アレルギー剤などを服用しないように気をつけたいところです(引用:授乳中に安全に使用できると思われる薬一覧

 

薬剤成分名 代表的な商品名 代表的な薬効分類 安全可否
 イブプロフェン イヴA 解熱鎮痛 安全
 ロキソプロフェンナトリウム ロキソニン  解熱鎮痛 回避
アスピリン バファリン 解熱鎮痛 回避
アセトアミノフェン タイレノール
カロナール
解熱鎮痛 安全
ジクロフェナク ボルタレン 解熱鎮痛 安全
フェキソフェナジン アレグラ 抗ヒスタミン
(アレルギー)
安全
セチリジン ジルテック 抗ヒスタミン
(アレルギー)
回避

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